マネックス証券xマネックスカードによる投信積立の詳細が2022年2月7日に確定しました(マネックス証券プレスリリース)。
マネックス証券の清明祐子社長が「重大発表」としてライブ発表していましたので興味があればご覧ください(25分程度)。
非常によい発表であり、かつ社長さんと開発担当の新人社員さんの人柄も伝わる楽しい配信でした。
動画に高評価ボタンをポチっと押しておきましょう!笑
- 投信積立1.1%還元!Max5万円で550P
- 投信残高へのポイント付与では首位SBI証券にわずかに劣る
- 投資余力がなければ債券即売りスキームで低リスクにポイントゲット可
- カードキャンペーンは棚ボタ期待でエントリーしまくろう
- 【注意】マネックスポイントは期限2~3年で自動延長なし
- 交換先はT or Pontaが最善
【即売りサイクル】
- 2/25(金)から積立設定可(初回:3/9(水)設定締切)
- 毎月24日買付(土日祝は翌営業日)
- 【手動】買付の翌営業日(15:00締切)に売却可
- 【手動】売却の3営業日後から出金可(想定)
実質無料クレカで1.1%還元は破格
マネックスカードでは通常ショッピング利用の還元率は1.0%なのですが、投信積立では1.1%還元となります(マネックスポイント付与)。
投信積立は月間5万円が上限なので、月間最大550Pが獲得できますね。
競合でいうと、楽天証券x楽天カードではルール改訂により2022年9月以降は還元率0.2%(割高ファンドでは1.0%)。
SBI証券x三井住友カードの場合は、平カード0.5%、ゴールド1.0%、プラチナ2.0%。
年会費が数万円のプラチナカードではよほどの人でないとモトが取れないでしょうから、大多数の方はせいぜい年会費無料化(年100万円修行の達成)したゴールドカード止まりです。
この中で、マネックスカードxマネックス証券では年会費が実質無料であるにもかかわらず、業界最高の1.1%還元を打ち出してくれました。
投資に対するモチベーションを上げてくれる、大変喜ばしい施策です。
還元率1.1%はずっと継続の姿勢
還元率1.1%は一時的なものではなく、今後も原則ずっと継続していく姿勢とのことです(ライブ動画中の7分15秒ころから言及)。
素晴らしいですね!
もちろん経営戦略によっては条件変更する日がいつか来るかもしれませんが、できる限り長期的に高還元を受けられるよう期待したいと思います。
カード年会費550円は年イチ利用で無料(投信積立もOK)
マネックスカードの年会費は550円ですが、初年度無料で年間1回でも利用があると次年度も無料になります。
マネックス証券の投信積立でも次年度無料条件を満たすので、利用忘れのリスクはほぼゼロと言ってよいでしょう。
合理的スタンスは?(結論:メインはSBI、サブでマネックス)
証券会社で投信積立をする際、カード決済の還元率も大事ですが、投信残高へのポイント付与水準も非常に重要な観点です。
投信残高へのポイント付与水準は首位SBI証券に劣る
投信残高へのポイント付与水準では、SBI証券が現状最高で、マネックス証券は2位です。
ポイント付与率については投信の銘柄によっても変わるのですが、特に個人投資家から人気の3銘柄を例に具体的な比較表を作成してみました。
(ポイント付与ルールや各ファンドのポイント付与率はSBI証券「投信マイレージ」、マネックス証券「投信保有ポイント」で閲覧可能です。)
- eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)↓
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)↓
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド↓
このように、ほぼ全ての投信においてSBI証券に軍配が上がります。
資産額が大きくなるほどバカにならない差になってきます。
マネックス証券はクレカ分のポイントだけ取りに行く
当ブログの読者様のようにお金に敏感な方々なら、どなたでも遅かれ早かれ数千万円~数億円レベルで資産形成されると私は本気で思っていますので、長期的にメインで利用する口座としてはSBI証券が最善です。
ただしマネックス証券でのカード積立1.1%還元は非常に魅力なので、上限いっぱい毎月5万円はクレカ積立をしてポイントを取りに行くべきです。
前項のとおり投信残高へのポイント付与水準を考えると長期保有はSBI証券で行うのが最善なのですが、月5万円=年60万円の投資額に対する年間ポイント差は数十~せいぜい100P前後の差。
これを微差と捉えるならば、そのままマネックス証券で長期保有する考えも大いにアリです。
もしくは、あくまでも合理性を追求する方や投資余力に乏しい方は債券ファンド即売り手法も有効です(後述)。
マネックスで長期保有して将来SBIに移管(実質無料)もアリ
合理性の追求なら債券ファンド即売と書きましたが、その場合は毎月の売却作業(手動)および出金作業(手動)が必要です。
その作業を嫌うのであれば、即売りせずマネックス証券でマジメな投資として長期保有するのも大アリだと思います。
マネックス証券で数年間の投資を続け、投信残高が何百万円も貯まってからSBI証券に投信を移管するスタンスでもよいでしょう。
マネックス証券では他社への投信移管手数料は1銘柄3,300円(マネックス証券HP)。
一方のSBI証券では投信お引越しプログラムとして、他社で支払った投信移管手数料を全額負担してくるサービスを恒久化しています。
ただ投信移管には電話、書類のやり取り等そこそこ手間がかかりますし、SBI証券の他社手数料全額負担プログラムが将来的に存続しているかどうかも不透明ではあります。
楽天証券は投信残高へのポイント付与ほぼゼロ。即売りに徹するのが吉
投信残高へのポイント付与について首位がSBI証券、次点でマネックス証券と説明してきました。
ちなみに2021年までは楽天証券もSBI証券と激しく競っていたのですが、大幅改悪により投信残高への定期的なポイント付与がゼロになってしまいました。
【悲報】楽天証券の投信保有残高へのポイント付与が大幅改悪(2022年4月から)https://t.co/TA5pBecJ7t
— えまっち💰ポイ活銀行員【公開垢】 (@ematty2) December 27, 2021
■従来:ずっと付与🥰
↓
■変更後:一定残高に初到達時、1回ポッキリの付与😱
画像1枚目は現状のポイント付与早見表(当方作成)。
今後の楽天証券のポイント付与数は相当ショボいです!🥲 pic.twitter.com/oZam8yBs2n
さらに楽天カードでの投信積立の還元率も1.0%が条件付きになるなど改悪が続いています。
ですので今後楽天証券ではマジメな投資は放棄して、楽天カードと楽天キャッシュで計10万円の投信積立→即売りで毎月750P製造機に徹するのがよいです(下記ブログで詳細解説)。
【具体的サイクル】債券即売りスキーム
マネックス証券でマジメな投資をするつもりはないが、クレカ決済分のポイントだけ欲しいという場合は、債券即売りスキームが有効です。
値動きの緩やかな国内債券ファンドに投信積立を行い、買付の翌営業日に売却すればOK。
積立設定をする投信は、手数料(信託報酬)が安い国内債券ファンドであれば何でもよいので、特にこだわりが無ければ知名度の高い
でよいでしょう。
最初に1回だけ積立設定をする必要があり、当月10日(土日祝は前営業日)の前営業日が設定締切です。
クレカ積立サービス開始後、初めての積立は3月10日(木)の前営業日=3月9日(水)が設定締切ですね!
以降、毎月ずっと自動的にクレカ投信積立が行われます(次項)。
投信買付は毎月24日(土日祝なら翌営業日)
毎月24日に自動的に投信買付が行われます。
24日が非営業日(土日祝)の場合、翌営業日に後ろ倒しとなります。
【毎月作業】買付の翌営業日(15:00締切)に即売り
投信買付(24日)の翌営業日には投信が売却できるようになるので、手動で作業が必要です。
だいたいの月は24日に買付、25日に売却となるのですが、土日祝の場合は後ろ倒しになるので注意が必要です(例えば以下)。
- (24日(土)非営業日)
- 26日(月)買付
- 27日(火)売却可
管理方法としてはGoogleカレンダー等の毎月登録機能で毎月25日の作業として登録し、土日祝を挟む月は柔軟に対応するなど、ご自身で工夫されてください。
出金可能(手動作業)は売却の3営業日後(想定)
売却代金はマネックス証券の証券口座内に着金します。
例示した
なら売却注文の3営業日後。
代金の受渡日はファンドによって多少の違いがあり、4営業日後のものもあります。
証券口座内に着金した後で出金指示(手動)が可能となります。
楽天証券では売却代金が自動的に楽天銀行口座に移動しますが、マネックス証券では手動で銀行口座に出金しないといけないですね。
なお、クレカ投信積立サービスの中には、クレカ代金引落後でなければ投信売却代金を回収できないタイプもあります。
例えば同業他社のクレカ投資サービスでは、tsumiki証券xエポスカードでは投信即売りをしても、売却代金が銀行口座に振り込まれるのは2~3週間ほど後になります。
マネックス証券の投信積立では現状そのようなルールは見受けられませんが、サービス開始後の3月末頃に実践することで仕様を確認しましょう。
特に出金制限がなくすぐに出金できるのであれば、手持ち資金が5万円もないような方でも楽に資金をクルクル回せちゃいますね!
【2023年3月以降に開始する方向け】ルール変更後、即売りに適したファンドは?
2023年3月以降、マネックス証券では新たにクレカ積立を設定できる投信に制限が加えられました。
(参考:【マネックスクレカ積立】一部ファンドの新規申込停止のお知らせ 。)
先述したeMAXIS Slim国内債券インデックス等、国内債券に投資するファンドが軒並みクレカ積立の対象外とされてしまっています。
(新規クレカ積立の対象外とされたファンドに既にクレカ積立を設定済みの方については、影響ありません。)
ですので、まだ対象とされている投信の中で値動きが緩やかなものを探す必要があります。
私が見る限り、現状では
が最善です。
この投信では国内債券が約90%、国内株式が約10%と、大多数が国内債券で占められており、過去の値動きも非常に穏やかです。
マネックスポイントの最適な使い道は?(結論:T or Ponta)
マネックスポイントの使い道ですが、Tポイントに交換するのが最善です。
ただし月末締め、翌月末にTポイント加算と遅いのが難点ではあります。
Tポイントから最終的に永久不滅ポイントに回せば、税制メリットのあるポイント運用、交換先の出口の豊富さから増量機会にも恵まれます。
ルート開通には準備が必要ですが、使いこなせば破壊力は抜群です。詳細は下記記事をご覧ください。
次点はPontaポイントで、こちらは即時交換です。
Pontaポイントの主な利点は以下です。
- Ponta→JALマイルの20%レートアップが毎年のようにある(通常50%→キャンペーン時60%)
Pontaポイントを使うぞと決め込んでいる方にとってはよいでしょう。
【注意】ポイント有効期限は翌々年度末=2年~3年(自動延長なし)
マネックスポイントの有効期限は、ポイント獲得の翌々年度末(3月31日)です。
つまり、獲得から失効まで最短で約2年、最長で約3年になります。
ポイントの増減があっても、有効期限の自動延長はありません。
少なくとも2年に1回は必ず交換作業を行う必要があります。
まずマネックス証券の口座開設が必要(最短翌日)
マネックスカードの申込は、マネックス証券(証券総合口座)ログイン後でなければできません。
ですので、まずはマネックス証券の口座開設が必要です。
オンライン申込なら最短で翌営業日に口座開設が完了します。
【紹介リンクあり】ポイントサイト:FX取引1万通貨で9,000円
(ポイントサイトの比較は「どこ得」が便利です。)
どうせマネックス証券に口座開設するのなら、ポイントサイト案件をこなすのが最適ルートです。
条件はFXの新規1万通貨取引で現在ポイントサイト最高は9,000円。
2021年9月まで14,000円台で出ていましたが、10月以降はずっと9,000円です。
過去最高値から見ると物足りなく見えてしまいますが、これから毎月550P製造機として使えるのを考えればさっさと取り組んでしまってよいと思います。
【取引例①】米ドル選択
- 50,000円を入金
- 10,000USD/JPYを新規購入→決済売却
- 理論コストは20円
【取引例②】メキシコペソ選択
- 5,000円を入金
- 10,000MXN/JPYを新規購入→決済売却
- 理論コストは30円
ポイントサイトの新規登録がまだの方への紹介リンク、条件クリア方法の説明・取引動画は下記ブログ内で掲載しています。
【体験談】マネックスカードは謎審査?(申込→発行10日前後)
マネックス証券口座の口座保有者が、マネックスカードに申込可能です。
これまでマネックスカードのポイントサイト掲載歴はありません。
そもそもマネックス証券ログイン後に申し込む仕様なので、ポイントサイト案件としては今後も出てこないのではないかと想像しています。
なので、ポイントサイトは期待せず普通に申し込みましょう。
なお、マネックスカードは謎に審査が厳しい?とネット上のポイ活界隈では言われています。
2021年5月のカード登場以来、ポイ活勢の高属性の方々でも大量に審査落ち報告が上がっていました。
かく言う私(中の上レベルの会社員。自称)も2021年10月に申し込んで審査落ち。
そうかと思えば、一般的にクレカ審査で不利とされる無職や主婦の方でも審査に通過していたり。
ですが2021年12月頃からネット上に審査通過報告が多数上がるようになり、審査緩和か?と目されるようになりました。
それを感じて私も2022年1月に再トライしたところ、無事発行にこぎつけました。
何が基準なのか謎ですが、直近数ヶ月のクレカ発行枚数はできるだけ少な目のほうがいいのかもしれません。
ちなみに私の総クレカ保有枚数は約30枚ですが、直近4ヶ月でクレカ申込は1枚でした。
いずれにせよ、当カードは月550P・年6,600P製造機が今後ずっと続く魅力的なものなので優先度を高めに考えて発行にトライされるのがよさそうです。
マネックスカード💳
— えまっち💰ポイ活銀行員【公開垢】 (@ematty2) January 17, 2022
3ヶ月ぶり再トライ→無事発行!😭
✅直近クレカ発行
■10月0枚、11月1枚、12月0枚、1月0枚
✅手続きは遅め
申込7日後にSMS、その翌日メールで発行通知
同一カード再審査はCIC履歴が消える6ヶ月は空けるのがセオリーですが、最近の当カード審査が緩和傾向なのを感じ突撃した😤🙏 https://t.co/yIXSxiLnjZ
私の場合、申込から最終的に手元に届いたのは11日後でした。
手元のカード番号を確認しながらクレカ積立設定をする想定ですので、余裕を持って発行申込をしましょう。
【棚ボタ期待】JCBキャンペーンにエントリーしまくろう
マネックスカード発行後は、マイページ(NETstation APLUS)にログインしてキャンペーンに手当たり次第エントリーするのがオススメです。
各キャンペーンでは「○万円以上の利用」など決済ノルマがありますが、現時点で私が見る限り、「投信積立は対象外」とする記載がありません。
ですので、投信積立のみの利用で各キャンペーンに当選する可能性は大いにあります。
キャンペーン主催のJCBが気付き次第、対策されて塞がれるのも時間の問題かと思いますけどね。
当面は月イチくらいでマイページを確認し、未エントリーのキャンペーンがあればエントリーするようにしましょう。
その他
マネックス証券およびマネックスカードに関する、その他の論点を見ていきます。
リアルタイム出金可(カード保有で実質無料(月5回))
マネックス証券口座から銀行口座への出金には、「通常出金」と「リアルタイム出金」があります(出金方法)。
通常出金(無料)は平日20:28締切で翌営業日に銀行着金。
即時出金(330円)は24時間365日の振込対応銀行(メガバンクや主要ネット銀行など)に土日・夜間を問わず即時に着金、それ以外の銀行でも平日9:00~15:00に即時着金します。
即時出金のルール
- 1回あたり1,000円~100万円
- 1日3回まで
- 1日200万円まで
マネックスカード保有者の場合は即時出金手数料が月5回までキャッシュバックされるので実質無料です(翌月末ころマネックス証券口座内に着金)。
当ブログの読者様であれば、ご自身の銀行口座間で無料で資金移動する方法として
- A銀行口座
↓(即時入金) - 証券口座
↓ - B銀行口座
などと証券口座をハブにする手法は常識かと思いますが、ネックは大半の証券口座で銀行への着金が翌営業日となることです。
一方マネックス証券は実質無料で即時に銀行間資金移動できる貴重な手段のひとつと覚えておいて損はないでしょう。
なおマネックス証券に即時入金できる金融機関は、現時点でメガバンク・ゆうちょ銀行・主要ネット銀行など計17行です(即時入金サービス)。
【注意】出金口座はWeb変更不可、郵送必須
現在マネックス証券では、出金先の銀行口座の変更申請がWebでは不可で、郵送が必要です(FAQ)。
2020年9月のドコモ口座不正出金問題の余波かと思いますが、非常に不便ですね…。
これから口座開設する方は、出金先口座はよく考えて登録するようにしましょう。
- 投信積立1.1%還元!Max5万円で550P
- 投信残高へのポイント付与では首位SBI証券にわずかに劣る
- 投資余力がなければ債券即売りスキームで低リスクにポイントゲット可
- カードキャンペーンは棚ボタ期待でエントリーしまくろう
- 【注意】マネックスポイントは期限2~3年で自動延長なし
- 交換先はT or Pontaが最善
【即売りサイクル】
- 2/25(金)から積立設定可(初回:3/9(水)設定締切)
- 毎月24日買付(土日祝は翌営業日)
- 【手動】買付の翌営業日(15:00締切)に売却可
- 【手動】売却の3営業日後から出金可(想定)
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