米国株取引をするなら、手数料の面でSBI証券が原則として最適解であることを解説していきます。
二大ネット証券として並び称されて人気の楽天証券と比較してみました。
当記事の要約
- 米国株取引の手数料体系はほぼ同じ
- 為替コストで大差(約0.4%差)
為替コスト概算
証券会社 | 往復の為替コスト | 手数料率 (1ドル=100円) | 1万ドル取引コスト (=100万円分) |
---|---|---|---|
楽天証券 | 50銭 | 0.5% | 5,000円 |
SBI証券 (住信SBIで積立→売却) | 6銭 | 0.06% | 600円 |
SBI証券(1万ドル単位) (FX現引き→住信SBIで売却) | 4.1銭 | 0.041% | 410円 |
米国株そのものの取引手数料は殆ど同じ
米国株そのものの取引手数料はSBI証券・楽天証券でほぼ同じです(SBI証券・楽天証券)。
証券会社 | SBI証券 | 楽天証券 |
---|---|---|
最低取引手数料 | 0円 (約定額2.02ドル以内) | 0円 (約定額2.22ドル以下) |
取引手数料 | 約定額x0.495% | 約定額x0.495% |
上限取引手数料 (約定額4,444.45ドル以上) | 22ドル | 22ドル |
買付手数料無料ETF | 9種類 | 9種類 |
最低取引手数料0円になるための約定額に多少の違いはありますが、日本円換算200円ちょっとで買えるまともな米国株は殆どありませんので無視してよいでしょう。
買付無料ETF9種類のラインナップは若干異なりますが、VOO・VTといった王道ETFは共通です。
為替コストで大差
楽天証券では、1ドルあたり両替に片道25銭がかかります。
SBI証券でも同じく25銭かかりますが、工夫すると大幅にコストを安くできます。
住信SBIネット銀行経由で大幅安(外貨積立)
住信SBIネット銀行の外貨預金なら、1ドルあたりコストが以下のとおり激安です(外貨積立・外貨普通預金)。
- 外貨積立:2銭
- 外貨通常購入:4銭
- 外貨通常売却:4銭
ロットが大きい(1万ドル)ならFX利用
1万ドル単位での取引になってしまうものの、SBI証券のFX取引でドルのまま出金(「現引き」といいます)すると為替コストは0.1銭(片道分のスプレッドに相当)となります。
SBI証券の口座に着金したドルを使用して、米国株取引をできます。
(ちなみに、「SBI証券」のFX取引は、FX特化型関連会社「SBI FXトレード」とは別物ですのでお間違えなきよう。)
為替コストのインパクト!楽天・SBIで0.4%差は大きい
実際問題、為替コストの差はどれくらいのインパクトになるのでしょうか?
下表に概算でまとめてみました。
証券会社 | 往復の為替コスト | 手数料率 (1ドル=100円) | 1万ドル取引コスト (=100万円分) |
---|---|---|---|
楽天証券 | 50銭 | 0.5% | 5,000円 |
SBI証券 (住信SBIで積立→売却) | 6銭 | 0.06% | 600円 |
SBI証券(1万ドル単位) (FX現引き→住信SBIで売却) | 4.1銭 | 0.041% | 410円 |
ご覧のとおり楽天証券とSBI証券の為替コストは、0.4%程度の差です。
今時メガバンクの金利は0.001%、ネット銀行の金利は高くても0.2%といった状況なので、結構大きなコスト差ではないでしょうか?
取引額が数万円~数十万円といった金額であれば微差ですが、米国株でガッツリ資産形成していこうと思われている方々であれば累計で数百万円以上の規模になるのも普通にあります。
コスト面にはシビアになり、SBI証券を活用するのがベストでしょう。
【2022年4月】楽天証券は米国株でSPU+0.5%が新設
2022年4月から楽天証券の取引について、楽天市場SPU改訂が発表されました(楽天証券お知らせ)。
- 楽天銀行・楽天証券でマネーブリッジ設定
- 3万円以上の米国株買付(楽天ポイント1P以上を利用)
- 買付手数料無料ETFと米株積立ではダメ
これにより、楽天市場のSPUが+0.5%となります。
ですので以下のような方にとっては、楽天証券で米国株取引をするほうがSBI証券よりもオトクになり得ます。
- 月間の米国株購入額が3万円分ギリギリ超える程度に買う
- 楽天市場で多額のショッピングをする
次回の記事では、楽天証券・楽天市場でオトクになるケースやインパクトについて考察していきたいと思います。
とりあえず米国株はSBI証券(住信SBIネット銀行利用)がコスト最安であるという基本を押さえておきましょう!
ブログご覧いただきありがとうございました。
当記事の要約
- 米国株取引の手数料体系はほぼ同じ
- 為替コストで大差(約0.4%差)
為替コスト概算
証券会社 | 往復の為替コスト | 手数料率 (1ドル=100円) | 1万ドル取引コスト (=100万円分) |
---|---|---|---|
楽天証券 | 50銭 | 0.5% | 5,000円 |
SBI証券 (住信SBIで積立→売却) | 6銭 | 0.06% | 600円 |
SBI証券(1万ドル単位) (FX現引き→住信SBIで売却) | 4.1銭 | 0.041% | 410円 |
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